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2018.6.15

ブログ

リコピンって、なにかな?

20180615 ACより
2018.6.15(金曜日)

前回のブログでトマトとリコピンについて書いたところ、「よく耳にするけど、リコピンってなんでしょう?」と聞かれました。「たんぱく質ではない、炭水化物とも違う。でもビタミンではないでしょ?ミネラルの一種?」という質問です。

答えは!第7の栄養素「フィトケミカル」です。3大栄養素といえば「炭水化物、たんぱく質、脂質」。それに「ビタミン、ミネラル」が加わり5大栄養素となり、その後食物繊維が加わり6大栄養素に。そして近年、「フィトケミカル」が「第7」の栄養素として注目されるようになったのです。

フィトケミカルは植物特有の抗酸化成分で、植物の色素や香り成分、アクなどに含まれています。リコピンの他にカロテン、ルティン、アントシアニン、カテキンなどが有名ですね。あのイソフラボンもフィトケミカルの仲間です。

抗酸化作用ばかりでなく抗炎症作用、ガン抑制作用も期待できるそう。「1日にどれだけ必要か」というような細かいことは、まだはっきりとはわかっていないものが多いようですが、野菜と果物をしっかり摂ることで美容にも役立つものであると効果が期待されています。今後ますます、フィトケミカルに注目、ですよ。

※フィトケミカル(phytochemical)はファイトケミカルと訳されることもあります。

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