2019.8.17(土曜日)

いつの頃からでしょう、日本の夏は「暑い」季節でなく「猛烈に暑い」季節になりました。体温に届くほどの気温にも、驚かなくなりましたよね。このメチャクチャな暑さでは、皮膚温が37度くらいにまで上昇するそう。春や秋などの過ごしやすい季節の皮膚音は33～34度くらいということですから、相当な厳しさです。

そんな猛暑下では、皮脂が過剰に分泌されたり酸化が起こりやすくなります。また、細胞の活性力やダメージの修復力も低下します。一方冷房の効いている部屋に長時間いると、皮膚温は下がりますが、毛細血管の血流が滞るため肌はくすみがちに。

夏は日中の紫外線や外気温、冷房による冷えや乾燥が肌にダメージを与えます。肌がくすんだりゴワついたり、ハリが失われたりシワっぽくなったりしたら、それはまさしく、肌の夏バテ（汗）。

美肌キープのために温度変化に柔軟に対応できるよう、日頃から肌を鍛えてあげましょう。例えば入浴後に冷蔵庫で冷やした化粧水をつけたり、冷房の効いている部屋でホットマスクをするなどの工夫をしてみてください。肌を適度に温めたり冷やしたりすることで血流調整機能を刺激しておくと、肌の夏バテ予防になりますよ。